内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

サーモン研究部会の第2回「サーモン勉強会」を開催しました(2022.12.6)

 令和4年12月6日(火)に、北海道大学函館キャンパス講義棟第5講義室において、サーモン研究部会が企画の第2回「サーモン勉強会」が行われました。
 第2回目の勉強会は「養殖魚の価値向上」と「養殖とデジタル技術」をテーマとして開催され、約30名のプロジェクト関係者と北海道大学の学部生・大学院生の参加がありました。
 勉強会は、北海道大学大学院水産科学研究院の細川雅史 教授の司会により進められ、最初は、マルハニチロ(株)増養殖事業部の渡辺勤 副部長から「養殖魚の価値向上を目指して~機能性・認証制度・ブランド化~」と題してご講演をいただき、「厳しい品質管理・安定供給」「認証取得」など、養殖魚の価値向上の重要性についてご説明をいただきました。
 次に、マルハニチロ(株)中央研究所の牧陽一 課長役から「デジタル技術と養殖・陸上養殖~挑戦する養殖技術~」と題して講演をいただき、「水産業界におけるDXの事例」「陸上養殖のポイント」のほか、「地産地消からの全国ブランド化」についてもご説明をしていただきました。
 講演後の質疑応答では、日本の認証基準やかけ流し式陸上養殖施設の環境負荷などに関する参加者からの質問について講演内容から踏み込んだご説明をしていただき、更には講演会終了後にも質問等にご対応いただきました。

―サーモン勉強会のチラシ―