内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

シオノギヘルスケア(株)函館研修においてプロジェクト事業内容等を説明しました(2023.7.20)

 令和5年7月20日(木)、函館市国際水産・海洋総合研究センターで開催されたシオノギヘルスケア株式会社の函館研修において、「マリカルオープンセミナー」を実施しました。
 最初に、公益財団法人函館地域産業振興財団の吉野博之 事務局長から、本プロジェクトの概要と「マコンブ完全養殖研究」の取組み内容及び次世代コンブ産業等について説明を行いました。
 次に、北海道大学地域水産業共創センターの福田 覚 教授から、「函館国際水産・海洋都市構想」から本プロジェクト発足に至るまでの函館市の産学官連携の歩みと、北海道大学地域水産業共創センターの概要及び人材育成に関する取組み状況等の説明を行いました。
 説明後の質疑応答では、生コンブ利用と生産現場の状況やマコンブ資源等に関する質問をいただき、昆布の一大消費地である大阪に立地する企業の方に真昆布生産の現状とコンブ養殖研究等を知っていただく良い機会となりました。
 なお、このセミナー実施に併せて、本プロジェクトの副事業責任者である公益財団法人函館地域産業振興財団の安井 肇 副理事長から「函館エリアにおけるガゴメ栽培の現状と将来」と題した講話も行われ、函館市との産官連携で函館の天然ガゴメ昆布を守る「昆布の森再生プロジェクト」に取り組んでいる同社からの研修参加者は、安井副理事長の説明に熱心に聴き入っていました。

〇北海道大学地域水産業共創センターのホームページもご覧ください。
 「シオノギヘルスケア株式会社 函館研修でマリカルオープンセミナーを実施しました(2023年7月20日)」