内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

令和5年作出キングサーモンの外海での海面養殖試験が始まりました(2025.12.2)

 函館マリカルチャープロジェクトでは、令和4年度から内閣府の地方大学・地域産業創生交付金事業としてキングサーモンの完全養殖技術の確立に取り組んでおり、11月28日から函館漁港内の生け簀を使用して2回目の漁港内海面養殖試験を開始しています。

※関連情報
 令和5年作出のキングサーモンの漁港内海面養殖試験が始まりました(2025.11.28)

 12月2日には、大森浜沖に設置した生け簀(直径12m、深さ8m)に令和5年作出の人工種苗(約600尾,平均約800g)を投入し、外海での海面養殖試験を開始しました。
 今回の種苗も、中間育成施設から移送して海水馴致を行い、専用の運搬水槽を積載した 2台のトラックで函館漁港へ搬送し、定置船に移し替えた後、大森浜沖の海面生け簀への 投入作業を行いました。
 なお、この外海での海面養殖試験も来年6月下旬の水揚げまで行われる予定です。

◎「大森浜沖」海面生け簀内の様子(2025.12.2)