令和5年作出のキングサーモンの漁港内海面養殖試験が始まりました(2025.11.28)

　函館マリカルチャープロジェクトでは、令和４年度から内閣府の地方大学･地域産業創生交付金事業としてキングサーモンの完全養殖技術の確立に取り組んでいますが、このたび、令和5年に作出した人工種苗(約200尾、平均約800g)を、函館漁港内に設置した生け簀へ　投入し、2回目の海面養殖試験を開始しました。
　今回の種苗は、25日に中間育成施設から移送して恵山地区で海水馴致を行い、28日に　専用の運搬水槽で恵山地区から函館漁港へ搬送し、定置船に移し替えた後、海面生け簀への投入作業を行いました。
　なお、この海面養殖試験は来年6月下旬の水揚げまで行われる予定です。