内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

大韓民国・済州大学校の皆さんにプロジェクト概要等を説明しました(2025.10.28)

 10月28日(火)に、水産生物および環境関連を専攻する学生11名と北海道大学水産学部OB教員など3名の教員の計14名の皆さんが、グローバル研修のために函館市国際水産・海洋総合研究センターに来訪されました。
 最初に、(一財)函館国際水産・海洋都市推進機構の川村事務局長から、函館国際水産・海洋都市構想と海洋研究センターの概要及び本プロジェクトの概要等について北水OB教員の通訳を介して説明し、本プロジェクトの概要の英語のナレーションが入った映像を視聴していただき、その後に質疑応答を行いました。
 川村事務局長の説明を頷きながらメモを取るなど、皆さんは熱心に説明に聞き入っていたのが印象的で、質疑応答でもキングサーモンに与える餌のタイプや海洋への影響、RAS(閉鎖循環式陸上養殖システム)の導入計画の有無やRCN(地域カーボンニュートラル)など、多くの質問がありました。
 館内見学では、完全養殖キングサーモンの仔魚と展示水槽の幼魚や展示の海藻類に大いに関心を示し、実験水槽室の見学では室内の様々な水槽等を興味深そうに見学していました。
 見学後には、プロジェクトの頒布品「函館真昆布だし用」をお配りしましたが、ここでも北水OB教員の説明を聞いて、パッケージに見入っていました。
 最後は、海洋研究センター正面にて皆さん揃って記念撮影を行いましたが、来訪された 皆さんの研修に向き合う姿勢に、受け入れ側としてとても感銘を受けました。