内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

JICA研修生にプロジェクト等を紹介しました(2024.9.1)

 9月1日(月)に、北海道大学が独立行政法人国際協力機構(JICA)から研修生を受け入れて、「水産資源の持続的利用とバリューチェーン開発/特別実習水産開発ファシリテーション」の研修コースが函館市国際水産・海洋総合研究センターで実施されました。
 今回の研修では、日本における水産資源の持続的利用とバリューチェーン開発の取組みを紹介・議論し、研修生が自国での取り組みの参考としてもらい、そのプランを共有して いくことを企図しており、バングラデシュ人民共和国やベナン共和国など水産関係の政府機関等からの参加者10名の研修生に対して、函館国際水産・海洋都市構想と海洋研究センターおよび本プロジェクトの概要を説明する英語版の映像、本プロジェクトの取組み状況等を紹介する英語版のPR映像を視聴していただきました。
 引き続き、同推進機構の安部連携研究員主任から「サーモン完全養殖研究に向けた取り 組み」を、地方独立行政法人北海道立総合研究機構函館水産試験場の合田研究主幹からは「環境変動に対応したマコンブ養殖技術の開発」について、説明しました。
 その後に、 (一財)函館国際水産・海洋都市推進機構の川村事務局長と安部連携研究員主任および合田研究主幹が研修生からの質問に対して答えましたが、多くの質問があったことから、予定を変更して午後にも質疑応答の時間を設けて対応し、最後は海洋研究センター見学を実施して研修プログラムを終えました。