内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

函館ラ・サール中学校2年生の皆さんにプロジェクト概要等を説明しました(2024.10.10)

 令和6年10月10日(木)に、函館ラ・サール中学校の2年生14名と引率教員1名が、函館・ 道南の地域について再発見する試みとしての校外活動のため函館市国際水産・海洋総合研究センターを訪れました。
 まず初めに、海洋都市推進機構の川村事務局長から、本プロジェクトに取り組むことになった背景として「SDGs目標14『海の豊かさを守ろう』」、「函館の漁業」と「地産地消」について説明した後、本プロジェクトの概要と取り組み状況をまとめたPR映像を視聴していただき、質問タイムでは、地元朝市の魚の入手先や魚介類の流通など、いくつも 質問が出ました。

 海洋研究センター見学では、昨年4月に南茅部の定置網で捕れた天然キングサーモンの重さ(16.4kg)体験、キングサーモン展示水槽や大型実験水槽でのデータロガーを使った実験の見学などのほか、実験水槽室では北大・北方生物圏フィールド科学センターの山本潤助教から畜養しているスルメイカについて説明をしていただき、給餌の見学やふ化幼生の観察など、初めての体験ばかりでとても興味深そうな様子でした。
 これらの体験が「水産科学」や「水産海洋」に対する関心を高め、将来の進路を考える際の動機付けになって地元大学への進学に繋がればと思います。