内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

北海道教育大学附属函館小学校5年生の皆さんにプロジェクト概要等を説明しました(2024.8.23)

 令和6年8月23日(金)に、北海道教育大学附属函館小学校の5年生67名と引率教員5名が、社会科「日本の食糧生産(漁業)」の学習における見学学習のため函館市国際水産・海洋総合研究センターを訪れました。

 海洋研究センターでは、児童が2班に分かれて、概要説明を受けるグループと海洋研究センターを見学するグループで交互に見学等をしていただき、(一財)函館国際水産・海洋都市推進機構の職員が対応しました。

 概要説明では、海洋都市推進機構の川村事務局長から、函館の漁業の歴史と海の環境変化を通して本プロジェクトの取組み概要等を説明しましたが、海洋研究センターの役割やイカの漁獲量減少や養殖の可能性、キングサーモン養殖に関することなど、いくつも質問が出ました。

 海洋研究センター見学では、昨年4月に南茅部の定置網で捕れた天然キングサーモンの重さ(16.4kg)体験、キングサーモンの稚魚と若魚の展示水槽やミニ水族館の観察のほか、実験水槽室では、北大・北方生物圏フィールド科学センターが畜養しているスルメイカの給餌の様子などを見学し、同センターの山本潤助教からイカの生態等を説明していただき、餌を抱えたイカが泳いでいる水槽をとても興味深そうに覗いていましたが、山本助教からは「興味があったなら北大水産学部に入学して」との声掛けもありました。

 その後は、同センターの研究成果ポスターが掲げられた廊下を通って研究者エリアを見学し、見学の終わりには4階展望ロビーから函館湾や函館港の景色を望みました。