内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

マコンブ種苗生長状況調査に同行しました(2024.5.27)

 マコンブ種苗の海面養殖試験は、戸井漁業協同組合小安支所にご協力をいただき、道総研函館水産試験場の秋野研究主幹が担当して小安漁港沖で行っていますが、5月27日(月)に実施された生長状況調査に同行しました。
 今回の調査では、2種類の成熟誘導を用いた種苗(天然母藻由来、昨年度の成熟誘導により育った促成コンブの促成母藻由来)と従来法による種苗の生長状況調査のほか、切断コンブの再生長調査等も行いました。また、成熟誘導コンブの品質向上のためのヒドロゾア対策として、深度別の着生量の調査のための試料採集も実施しました。
 なお、今回の調査には、コンブ研究部会の水田部会長(北海道大学大学院水産科学研究院 教授)も参加しました。