内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

JICA研修生等にプロジェクトを紹介しました(2023.12.5)

 12月5日(火)に、北海道大学水産学部が独立行政法人国際協力機構(JICA)から委託を受けて実施する「ブルーエコノミーのための持続可能な小規模漁業(A)」の研修が函館市国際水産・海洋総合研究センターで実施されました。
 バングラデシュ、ニカラグア及びバヌアツから参加の3名の研修生と北大大学院水産科学院に在籍の留学生等に対して、(一財)函館国際水産・海洋都市推進機構が作成した函館国際水産・海洋都市構想と海洋研究センターの概要及び本プロジェクトの概要等に関するスライドに、本研修の責任教員である北大大学院水産科学研究院の松石教授が英語のナレーションを入れたものを用いて説明し、次いで地方独立行政法人北海道立総合研究機構函館水産試験場の馬場場長から道総研の組織概要と函館水試の研究内容等について、英語による 説明がありました。
 説明後の質疑応答では、研修生から自国の海洋資源の状況に関連した質問やキングサーモン養殖に関する質問が出されるなど、有意義な議論が行われました。
 その後、海洋研究センターの見学が行われ、キングサーモンの稚魚と若魚、実験水槽室 でのスルメイカの給餌などを見学し、最後は一同揃っての記念撮影の後、次の研修先に向かいました。