内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

JICA研修生にプロジェクトを紹介しました(2023.9.4)

 9月4日(月)に、北海道大学水産学部が独立行政法人国際協力機構(JICA)から委託を受けて実施の国際研修「水産資源の持続的利用とバリューチェーン開発」のサブセッションが函館市国際水産・海洋総合研究センターで開催されました。
 今回実施のサブセッションは、地域水産業共創センターが担当する「函館地域における水産コミュニティ開発の実例」の研修の一部であり、先進地としての函館地域における産・学・官の幅広い取組みの実例を紹介し研修参加者と議論を行うことを企図しています。
 モロッコやパプアニューギニアなどから参加の11名の研修生に対して、(一財)函館国際水産・海洋都市推進機構の藤田 事務局長から海洋研究センターの概要及び本プロジェクトの背景と概要を、同推進機構の安部 連携研究員主任からサーモン完全養殖研究の概要を、地方独立行政法人北海道立総合研究機構函館水産試験場の秋野 研究主幹からはコンブ完全養殖研究の概要について、説明しました。
 それぞれの説明の後には質疑応答を行いましたが、研修生からはコンブ商品開発への付加価値、魚類養殖や海藻養殖に関して専門的な質問が出され、活発な議論が行われました。

〇詳しくは、北海道大学地域水産業共創センターのホームページをご覧ください。
 「JICA国際研修を実施しました(2023年9月4~7日)」