内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

小川原湖漁業協同組合青年部の皆さんにプロジェクト概要等を説明しました(2025.11.14)

 11月14日(金)に、小川原湖漁業協同組合青年部の皆さんが、函館市国際水産・海洋総合研究センターを視察されました。

 小川原湖は、シジミ・シラウオ・ワカサギなどの水産資源に恵まれた、青森県最大の汽水湖ですが、近年、泥の流入などの影響により漁獲量が減少しているとのことで、小川原湖漁業協同組合青年部の皆さんは、泥の除去やシジミラーバの放流などの取り組みを実施しながら、持続可能な漁業の実現に向けた活動を続けられているとのことです。

 そこで、今回の視察でも、地域資源を活かした持続可能な水産業の取り組みを学びたいとのことで、一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構の川村事務局長より、「函館国際水産・海洋都市構想」や海洋研究センターの概要、函館マリカルチャープロジェクトについてご説明させていただきました。

 質疑応答では、キングサーモン養殖について関心が集まり、中間育成場に関する質問など、養殖技術を通じて自らの漁業をより良くしたいという熱意が伝わってきました。

 研究センターの施設見学では、キングサーモンの稚魚や実験水槽室、解剖室などを視察いただきました。最後は、4階の展望ロビーから函館の海を一望いただきました。