内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」

青森市立千刈小学校6年生が函館の漁業と持続可能な海の取り組みを学びました(2025.9.8)

 青森市立千刈小学校の6年生が、修学旅行で函館を訪れ、函館市国際水産・海洋総合研究センターを見学しました。子どもたちは、総合的な学習の時間で「海はつながっている」というテーマに取り組み、さらに海洋環境への理解を深めたいとのことで、今回は、函館の海洋環境や持続可能な漁業の取組みについて学びました。
当日は、(一財)函館国際水産・海洋都市推進機構の川村事務局長より、海洋プラスチックごみの現状や函館の漁業、水産資源の持続的な利用について説明を行い、後半は「函館マリカルチャープロジェクト」について説明しました。
 説明の後には、研究が行われている実験水槽を見学し、キングサーモンの水槽では人工ふ化の稚魚が元気に泳ぐ様子を観察、スルメイカの水槽ではイカの生態や行動を間近で見ることができ、子どもたちは目を輝かせていました。
 海洋環境の変化と、それに立ち向かう函館の取組みを学ぶことで、SDGsの目標「海の豊かさを守ろう(目標14)」の重要性を実感した機会になったのではないでしょうか。